矢野顕子のレコードガイド|おすすめ盤と選び方¶
矢野顕子は、卓越したピアノ演奏と唯一無二の歌声で日本の音楽シーンに独自の存在感を放ち続けるアーティストです。ジャズ、ロック、ポップス、電子音楽を自在に横断する音楽性はレコードで聴くとその豊かさがより深く伝わります。
矢野顕子とは?アーティストの概要¶
矢野顕子は1955年東京生まれ、青森育ち。1976年にアルバム『JAPANESE GIRL』でデビュー。リトル・フィートとの共演で鮮烈な印象を残しました。YMOのサポートメンバーとしても知られ、坂本龍一との結婚・離婚も話題となりました。現在もニューヨークを拠点に精力的な活動を続けています。
矢野顕子のレコード おすすめアルバム5選¶
1. JAPANESE GIRL(1976年)¶
リトル・フィートをバックに迎えたデビュー作。A面がリトル・フィートとの共演、B面が日本のミュージシャンとのセッションという構成。圧倒的な才能を世に示した衝撃のデビュー盤です。
- おすすめポイント: リトル・フィートとの共演という歴史的セッション
- 中古相場目安: 国内盤 5,000〜18,000円
2. ただいま。(1981年)¶
YMOメンバーが全面参加したポップアルバム。「春咲小紅」がCMソングとしてヒットし、矢野顕子の名を広く知らしめた一枚です。
- おすすめポイント: ポップで親しみやすい入門盤
- 中古相場目安: 国内盤 2,000〜5,000円
3. オーエスオーエス(1984年)¶
坂本龍一がプロデュースした傑作。テクノポップとアコースティックが融合した独自のサウンドが展開されています。「DAVID」「TONG POO」など。
- おすすめポイント: 坂本龍一との創造的コラボレーション
- 中古相場目安: 国内盤 2,000〜6,000円
4. 峠のわが家(1986年)¶
弾き語りを中心としたアルバム。矢野顕子のピアノと歌の力がストレートに伝わる一枚で、「ひとつだけ」などの名曲を収録。
- おすすめポイント: ピアノと歌の純粋な美しさ
- 中古相場目安: 国内盤 1,500〜4,000円
5. ごはんができたよ(1980年)¶
生活感溢れるタイトルとは裏腹に、高度な音楽性を持つ傑作。日常を独自の視点で切り取った歌詞と、自由奔放な演奏が魅力です。
- おすすめポイント: 矢野顕子らしさが全開の一枚
- 中古相場目安: 国内盤 2,000〜6,000円
矢野顕子のオリジナル盤の見分け方¶
矢野顕子のオリジナル盤は特にデビュー作が高額で取引されています。
| チェック項目 | 初期盤の特徴 |
|---|---|
| レーベル | 日本フォノグラム(初期)、MIDI、EPICなど |
| マトリクスナンバー | 内周刻印で初回プレスを確認 |
| 帯 | オリジナル帯付きは高額 |
| ジャケット | 初版は印刷品質が異なる |
矢野顕子のレコードを買うときの注意点¶
- デビュー作『JAPANESE GIRL』は高額化しているため、予算に注意してください
- ライブ盤も非常に魅力的なので、スタジオ盤とあわせてチェックしましょう
- 矢野顕子の音楽はジャンルが多岐にわたるため、好みの時期から入るのがおすすめです
- 再発盤やベスト盤も充実しており、入門用に適しています
- 坂本龍一・YMO関連作品との繋がりも意識するとコレクションが広がります
矢野顕子をレコードで聴く魅力¶
- ピアノの響き: アナログならではの温かみがピアノの音色をより美しく
- 唯一無二の歌声: レコードの質感が矢野顕子の独特な歌声に絶妙にマッチ
- ライブ感: スタジオ盤でもライブ的な即興性がアナログで生々しく伝わる
- 豪華な共演者: リトル・フィート、YMO、坂本龍一らとの共演が堪能できる
- 音楽的冒険: ジャンルを超えた音楽的冒険をアナログで追体験
まとめ¶
- 矢野顕子はジャンルを超えた唯一無二の音楽家
- 入門には『ただいま。』または『JAPANESE GIRL』がおすすめ
- オリジナル盤はデビュー作を中心に高額化
- ピアノと歌の魅力がアナログで一層引き立つ
- YMO・坂本龍一との関連作品もあわせて楽しみたい
Digital & Analog in Harmony.
テクノロジーとカルチャーの交差点から、共鳴を生み出す。Harmonic Society は、アナログの温もりとデジタルの可能性を掛け合わせ、音楽と文化の新しい体験を届けています。姉妹サイト Harmonic Society Philosophy では古代から現代までの哲学を、Post Web3 ではWeb3・ブロックチェーンの専門分析を発信しています。