Boris(ボリス)のレコードガイド|おすすめ盤と選び方¶
Boris(ボリス)は、ドローン、ストーナー、ノイズ、シューゲイザーなど多彩なジャンルを横断しながら、30年以上にわたり世界的な評価を獲得し続けている日本のバンドです。膨大なディスコグラフィーとレコードへのこだわりは、アナログコレクターにとって大きな魅力となっています。
Borisとは?アーティストの概要¶
Borisは1992年に東京で結成されました。Takeshi(ボーカル・ベース・ギター)、Wata(ギター)、Atsuo(ドラムス・ボーカル)の3人を中心に活動。バンド名はMelvinsの楽曲「Boris」に由来しています。ドローンメタル、ストーナーロック、ノイズ、シューゲイザー、アンビエント、ポップまで、アルバムごとに異なるアプローチを見せる音楽的多様性が最大の特徴です。海外ではSouthern Lord、Sargent Houseなどのレーベルからリリースを行い、Sunn O)))とのコラボレーションでも知られています。
Borisのレコード おすすめアルバム5選¶
1. FLOOD(2000年)¶
70分超の4曲で構成された、ドローン/スラッジの金字塔的作品。ゆったりとしたテンポで徐々に積み上げられる轟音の壁が、聴く者を圧倒します。レコードでは2枚組LPとしてリリースされ、アナログで聴くべき作品の筆頭です。
- おすすめポイント: ドローン/スラッジの到達点。レコードで聴くべき代表作
- 中古相場目安: 国内盤・海外盤 5,000〜20,000円
2. Pink(2005年)¶
海外での評価を決定的にした名盤。シューゲイザー的な美しさとヘヴィなリフが融合し、Borisの多面性を凝縮した作品です。Pitchforkをはじめ海外メディアで絶賛されました。
- おすすめポイント: シューゲイザーとヘヴィロックの美しい融合
- 中古相場目安: 国内盤・海外盤 4,000〜15,000円
3. Feedbacker(2003年)¶
1曲約45分のドローン作品。静寂から轟音へ、そして再び静寂へと至る壮大なダイナミクスが展開されます。瞑想的でありながら、圧倒的なカタルシスを持つ傑作です。
- おすすめポイント: 壮大なダイナミクスを持つドローンの傑作
- 中古相場目安: 国内盤・海外盤 4,000〜12,000円
4. Heavy Rocks(2002年)¶
ストーナーロック/ヘヴィロック路線の代表作。リフ主体のヘヴィなサウンドが全開で、ドローン作品とは異なるBorisの攻撃的な側面を楽しめます。
- おすすめポイント: リフで押しまくるヘヴィロックの快作
- 中古相場目安: 国内盤・海外盤 3,000〜10,000円
5. Akuma no Uta(2003年)¶
ジャケットがはっぴいえんどの『風街ろまん』のオマージュとなっている作品。ドローンからサイケデリックロックまで多彩な楽曲が並び、Borisの幅広さを体感できます。
- おすすめポイント: 多彩な音楽性をコンパクトに凝縮
- 中古相場目安: 国内盤・海外盤 3,000〜10,000円
Borisのオリジナル盤の見分け方¶
Borisの作品はオリジナル盤の種類が非常に多く、カラーヴァイナルや限定盤が多数存在します。
| チェック項目 | 初期盤の特徴 |
|---|---|
| レーベル | Southern Lord(海外)、Inoxia Records(国内)など多数 |
| ヴァイナルカラー | 限定カラー盤が多数存在し、色によって価値が異なる |
| マトリクスナンバー | 内周刻印で版を確認 |
| 帯 | 国内盤は帯付きが望ましい |
Borisのレコードを買うときの注意点¶
- ディスコグラフィーが膨大なため、まずは代表作から入ることをおすすめします
- カラーヴァイナルの限定盤が非常に多いため、同じアルバムでも版による価格差が大きいです
- 同名の異なるアルバムが存在することがあります(『Heavy Rocks』は2002年版と2011年版が別内容)
- 海外盤と国内盤でミックスが異なる場合があるため、版の確認が重要です
- Sunn O)))とのコラボ作品もレコードコレクターに人気が高く、あわせてチェックすると良いでしょう
Borisをレコードで聴く魅力¶
- ドローンとアナログの親和性: 長尺のドローン楽曲はレコードの回転と完全に共鳴する
- 轟音の厚み: アナログの太い音がヘヴィサウンドをさらに分厚くする
- カラーヴァイナルの美しさ: 限定カラー盤が多く、視覚的な楽しみも大きい
- A面・B面の構成美: 長尺作品を片面ごとに体験する独特の没入感
- コレクションの奥深さ: 膨大なリリースと限定盤が、レコードコレクターとしての楽しみを無限に広げる
まとめ¶
- Borisはドローン/ストーナー/ノイズを軸に世界的評価を獲得した日本のバンド
- 入門には『Pink』または『FLOOD』がおすすめ
- オリジナル盤やカラーヴァイナルの限定盤が多く、コレクション性が高い
- レコードへのこだわりが強いバンドで、アナログでの体験が推奨される
- 膨大なディスコグラフィーを少しずつ集める楽しみがある
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テクノロジーとカルチャーの交差点から、共鳴を生み出す。Harmonic Society は、アナログの温もりとデジタルの可能性を掛け合わせ、音楽と文化の新しい体験を届けています。姉妹サイト Harmonic Society Philosophy では古代から現代までの哲学を、Post Web3 ではWeb3・ブロックチェーンの専門分析を発信しています。