CASIOPEAのレコードガイド|おすすめ盤と選び方¶
CASIOPEA(カシオペア)は、日本のフュージョンシーンを牽引し続けてきた伝説的バンドです。テクニカルでありながらポップなサウンドは、レコードの温かみある音質で聴くことで一層の深みと躍動感が伝わってきます。
CASIOPEAとは?アーティストの概要¶
CASIOPEAは1977年にギタリスト野呂一生を中心に結成されたフュージョンバンドです。キーボードの向谷実、ベースの櫻井哲夫、ドラムの神保彰という黄金期のラインナップで数々の名作を生み出しました。1979年のデビュー以来、超絶テクニックとキャッチーなメロディを融合させた独自のサウンドで国内外から高い評価を受けています。
T-SQUAREと並ぶ日本フュージョン界の双璧であり、海外のフュージョンファンからも根強い人気を誇ります。メンバーチェンジを経ながらも活動を続け、日本のインストゥルメンタル音楽の可能性を広げてきました。
CASIOPEAのレコード おすすめアルバム5選¶
1. MINT JAMS(1982年)¶
ライブ盤の最高傑作として名高い一枚。「ASAYAKE」「DOMINO LINE」など代表曲のライブバージョンが収録されており、メンバーの卓越したテクニックと一体感が味わえます。
- おすすめポイント: CASIOPEAの魅力が凝縮されたライブ盤、入門に最適
- 中古相場目安: 国内盤 2,000〜6,000円
2. CASIOPEA(1979年)¶
記念すべきデビューアルバム。「SWEAR」「MIDNIGHT RENDEZVOUS」など、デビュー作とは思えない完成度の高い楽曲が並びます。若々しいエネルギーと洗練されたアレンジが共存する一枚です。
- おすすめポイント: バンドの原点を知る必聴の1stアルバム
- 中古相場目安: 国内盤 2,500〜7,000円
3. MAKE UP CITY(1980年)¶
都会的なサウンドスケープが広がる2ndアルバム。「SPACE ROAD」「TAKE ME」など、よりポップでキャッチーな方向性を打ち出した作品で、フュージョン初心者にも聴きやすい仕上がりです。
- おすすめポイント: ポップとフュージョンの理想的なバランス
- 中古相場目安: 国内盤 1,800〜5,000円
4. EYES OF THE MIND(1981年)¶
テクニカルな演奏とメロディアスな楽曲が高次元で融合した名盤。タイトル曲をはじめ、各メンバーのソロパートが光る楽曲が揃っており、バンドとしての円熟味を感じさせます。
- おすすめポイント: 黄金期メンバーの円熟したアンサンブル
- 中古相場目安: 国内盤 1,500〜4,500円
5. PHOTOGRAPHS(1983年)¶
「LOOKING UP」「GALACTIC FUNK」など、ファンキーでグルーヴ感あふれる楽曲が詰まったアルバム。デジタル録音が導入され始めた時期の作品ですが、アナログ盤ならではの温かみが楽しめます。
- おすすめポイント: ファンキーなグルーヴを堪能できる
- 中古相場目安: 国内盤 1,500〜4,000円
CASIOPEAのオリジナル盤の見分け方¶
CASIOPEAのオリジナル盤は、フュージョンファンの間で根強い人気があり、特に初期作品は安定した需要があります。
| チェック項目 | 初期盤の特徴 |
|---|---|
| レーベル | 初期はアルファレコード、後にパイオニアLDC |
| マトリクスナンバー | 内周刻印で初回プレスを確認 |
| 帯 | アルファレコード時代の帯付きはプレミア |
| ジャケット | 初版は紙質や印刷の鮮明さが異なる |
| インサート | 初回盤にはメンバーの写真入りインサート付き |
CASIOPEAのレコードを買うときの注意点¶
- インストゥルメンタルのため楽器の分離感が重要、盤面のコンディションは特に入念にチェックしましょう
- 『MINT JAMS』は人気が高く流通量も多いですが、状態の良い帯付きは価格が上がります
- アルファレコード時代(1979〜1986年頃)の作品がオリジナル盤として特に人気があります
- 帯付きかどうかで価格が大きく変わるため、予算に応じて検討してください
- CD時代のリマスター盤も高音質ですが、アナログ盤ならではの温かみは格別です
CASIOPEAをレコードで聴く魅力¶
- 楽器の生々しさ: ギター、キーボード、ベース、ドラムの音色がアナログならではの質感で蘇る
- グルーヴの躍動感: フュージョン特有のグルーヴ感がレコードの音の太さで一層引き立つ
- 空間表現の豊かさ: 各楽器の定位や奥行きがアナログ再生で立体的に感じられる
- ジャケットアート: 大判ジャケットでアートワークの細部まで楽しめる
- A面・B面の構成: アルバムの流れを意識した片面ごとの緩急ある構成が味わえる
まとめ¶
- CASIOPEAは日本フュージョンを代表するバンドで、テクニックとポップセンスを兼ね備えている
- 入門には『MINT JAMS』が最適、ライブの臨場感と代表曲を一度に楽しめる
- オリジナル盤はアルファレコード時代の作品が特に人気
- インストゥルメンタルゆえに盤のコンディションが音質に直結する
- レコードで聴くことで各楽器の生々しいサウンドとグルーヴ感が際立つ
Digital & Analog in Harmony.
テクノロジーとカルチャーの交差点から、共鳴を生み出す。Harmonic Society は、アナログの温もりとデジタルの可能性を掛け合わせ、音楽と文化の新しい体験を届けています。姉妹サイト Harmonic Society Philosophy では古代から現代までの哲学を、Post Web3 ではWeb3・ブロックチェーンの専門分析を発信しています。