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GUITAR WOLF(ギターウルフ)のレコードガイド|おすすめ盤と選び方

GUITAR WOLFは「ジェットロックンロール」を自称する、日本が誇る最凶のガレージパンクバンドです。爆音のギター、破裂しそうなボーカル、そして革ジャンにサングラスという出で立ちで、ロックンロールの原始的な興奮を届け続けています。レコードで聴くGUITAR WOLFは、彼らのサウンドにとって最も正統な体験といえるでしょう。この記事では、GUITAR WOLFのレコードを集めるためのガイドをお届けします。

GUITAR WOLF(ギターウルフ)とは?アーティストの概要

GUITAR WOLFは1987年に長崎県で結成されたロックンロールバンドです。ギターウルフ・セイジ(ギター・ボーカル)を中心に、ベースウルフとドラムウルフの3人編成で活動しています。リンク・レイやラモーンズからの影響を色濃く受けた、極限まで歪んだギターサウンドと、「ジェットロックンロール」と名付けた独自の爆音スタイルで知られています。日本国内のみならず、アメリカのガレージパンクシーンでも絶大な支持を受け、Matador RecordsやIn The Red Recordsといった名門レーベルからもリリースしています。1999年の映画「Wild Zero」にも主演し、カルト的な人気を博しています。2005年にはベースウルフ・ビリーが急逝するという悲劇に見舞われましたが、バンドは活動を継続しています。

GUITAR WOLF(ギターウルフ)のレコード おすすめアルバム5選

1. 狼惑星(Wolf Rock!)(1997年)

GUITAR WOLFの代表作であり、Matador Recordsからリリースされた作品です。全編を通じてアクセル全開のジェットロックンロールが炸裂しています。録音そのものが暴力的なまでに歪んでおり、レコードで聴くとその破壊力がさらに増幅されます。

  • おすすめポイント: 歪みきったサウンドがレコードのアナログ歪みと合わさり、究極のガレージ体験ができる
  • 中古相場目安: 国内盤 3,000〜7,000円

2. Jet Generation(1999年)

映画「Wild Zero」のサウンドトラック的な位置づけも持つアルバムです。「Jet Generation」「Kaminari Daiou」など、キャッチーさと暴力性を両立させた楽曲が揃っています。バンドのライブ感が凝縮された一枚です。

  • おすすめポイント: ライブの爆音をレコードの物理的な振動として体感できる
  • 中古相場目安: 国内盤 2,500〜6,000円

3. Planet of the Wolves(2004年)

円熟味を増しつつも暴走し続けるGUITAR WOLFの中期の名盤です。Narnack Recordsからリリースされ、海外でも高い評価を受けました。楽曲のバリエーションが広がりつつも、ロックンロールの本質がブレない姿勢が見事です。

  • おすすめポイント: 中期の充実したサウンドがアナログの太い音像で迫力を増す
  • 中古相場目安: 国内盤 2,000〜5,000円

4. Missile Me!(1996年)

初期の名盤で、Goner Recordsなどからリリースされました。荒削りながらもGUITAR WOLFの本質が詰まった作品で、パンクとロックンロールの境界線を叩き壊すようなサウンドが展開されます。

  • おすすめポイント: 初期の荒々しいエネルギーをレコードのローファイな質感でダイレクトに受け取れる
  • 中古相場目安: 国内盤 3,500〜8,000円

5. Love&Jett(2002年)

タイトル通り、愛とジェットがテーマのアルバムです。「CAN-NANA FEVER」などファンに人気の楽曲が収録されており、ラモーンズ的なポップさとGUITAR WOLFならではの爆音が共存しています。

  • おすすめポイント: ポップなメロディが爆音の中に浮かび上がる快感をアナログで味わえる
  • 中古相場目安: 国内盤 2,000〜5,000円

GUITAR WOLF(ギターウルフ)のオリジナル盤の見分け方

GUITAR WOLFは日本と海外の複数のレーベルからリリースしているため、オリジナル盤の特定にはリリース元の確認が重要です。

チェック項目 初期盤の特徴
レーベル 初期は自主レーベルやSafari Records、海外はMatador Records、In The Red Records、Goner Records等
マトリクスナンバー 内周刻印で初回プレスを確認
国内盤には帯付きがあり、初回帯はデザインが異なることが多い
盤の色 限定盤でカラーヴァイナルがリリースされることがあり、初回プレスの目印になる

GUITAR WOLF(ギターウルフ)のレコードを買うときの注意点

  • 爆音録音の特性を理解する: GUITAR WOLFの録音は意図的に歪みが多いため、盤の状態が悪いのか元々のサウンドなのか判別しにくいことがあります。信頼できるショップで購入しましょう。
  • 日本盤と海外盤の比較: 同じアルバムでも日本盤と海外盤でジャケットデザインや収録曲が異なる場合があります。こだわりのある方は事前に確認しましょう。
  • シングル・EP盤も重要: GUITAR WOLFはシングルやスプリット盤を多くリリースしており、アルバム未収録曲が含まれています。コアなファンにはこれらも必聴です。
  • 盤の反りに注意: 爆音録音のレコードは溝が深く刻まれている傾向があり、再生時の針飛びが起きやすいため、盤の反りは特に注意して確認しましょう。
  • ライブ感を重視するなら再発盤でもOK: GUITAR WOLFのサウンドはローファイが持ち味なので、必ずしもオリジナル盤にこだわる必要はありません。手頃な再発盤でも十分楽しめます。

GUITAR WOLF(ギターウルフ)をレコードで聴く魅力

  • 最もロックンロールな体験: レコードの針が溝をトレースする物理的な再生方式は、GUITAR WOLFの原始的なロックンロールに最もふさわしい形です。
  • 爆音の物理的な振動: レコードで大音量再生すると、スピーカーからの振動が体に伝わり、ライブに近い体験ができます。
  • ローファイとの親和性: 意図的にローファイなサウンドは、アナログメディアの持つ温かみやノイズと自然に溶け合います。
  • ガレージパンクの文脈: ガレージパンクはもともとレコード文化と密接に結びついたジャンルであり、レコードで聴くことが正統な楽しみ方です。
  • コレクション性: 複数のレーベルからリリースされているため、各国盤やカラー盤を集める楽しさがあります。

まとめ

  • GUITAR WOLFは1987年結成のジェットロックンロールバンドで、日本のガレージパンクを世界に広めた存在です。
  • おすすめの入門盤は「狼惑星」と「Jet Generation」で、バンドの爆音ロックンロールの真髄を味わえます。
  • オリジナル盤は複数のレーベルからリリースされているため、リリース元とプレス情報の確認が重要です。
  • 爆音録音が特徴のバンドなので、盤の状態確認は慎重に行い、信頼できるショップでの購入を推奨します。
  • ガレージパンクとレコードは切っても切れない関係にあり、GUITAR WOLFこそレコードで聴くべきバンドのひとつです。

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