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OGRE YOU ASSHOLEのレコードガイド|おすすめ盤と選び方

OGRE YOU ASSHOLEは、日本のオルタナティヴロックシーンにおいて独自の存在感を放つバンドです。初期のガレージロック的なサウンドから、クラウトロックやミニマルミュージックの影響を受けた浮遊感のあるサウンドへと変貌を遂げ、レコードで聴くことでその音響空間をより深く体感できます。

OGRE YOU ASSHOLEとは?アーティストの概要

OGRE YOU ASSHOLEは2001年に長野県で結成されたバンドです。出戸学(ボーカル・ギター)を中心に、馬渕啓(ギター)、勝浦隆嗣(ドラムス)、清水隆史(ベース)の4人で活動しています。初期はストレートなガレージロックを展開していましたが、2009年の『100年後』以降、Can やNeu!といったクラウトロックからの影響を色濃く反映した反復的でサイケデリックなサウンドへと大きく舵を切りました。石原洋をプロデューサーに迎えた一連の作品群は、国内外のインディーシーンで高い評価を受けています。

OGRE YOU ASSHOLEのレコード おすすめアルバム5選

1. homely(2011年)

石原洋プロデュースによる傑作。反復するギターリフと浮遊感のあるボーカルが織りなす、催眠的な音世界が広がります。クラウトロックとシューゲイザーの要素が見事に融合した、バンドの代表作です。

  • おすすめポイント: OGRE YOU ASSHOLEの到達点ともいえる名盤
  • 中古相場目安: 国内盤 4,000〜10,000円

2. 100年後(2009年)

バンドの転換点となったアルバム。石原洋を初めてプロデューサーに迎え、それまでのガレージロック路線から一変。ミニマルで反復的な楽曲構成は、新たな方向性を明確に示しました。

  • おすすめポイント: 音楽的転換点を記録した重要作
  • 中古相場目安: 国内盤 3,000〜8,000円

3. confidential(2014年)

さらに抽象度を増したサウンドが展開される一枚。音数を絞り込みながらも、空間を埋め尽くすような独特の質感が特徴。静謐でありながら不穏な空気感が漂います。

  • おすすめポイント: ミニマリズムを極めた瞑想的作品
  • 中古相場目安: 国内盤 3,000〜7,000円

4. ペーパークラフト(2012年)

『homely』の延長線上にありながら、よりポップな側面も見せるアルバム。反復と浮遊感はそのままに、メロディの輪郭がやや明確になった聴きやすい作品です。

  • おすすめポイント: 浮遊感とポップさのバランスが絶妙
  • 中古相場目安: 国内盤 3,000〜8,000円

5. アルファベータ vs. ラムダ(2007年)

初期のガレージロック色が残る時期の作品。後の作品に比べるとストレートなロックサウンドが楽しめ、バンドの原点を知ることができます。

  • おすすめポイント: 初期のエネルギッシュなサウンドが魅力
  • 中古相場目安: 国内盤 2,000〜6,000円

OGRE YOU ASSHOLEのオリジナル盤の見分け方

OGRE YOU ASSHOLEの作品はオリジナル盤のレコードが限定プレスであることが多く、希少価値が高まっています。

チェック項目 初期盤の特徴
レーベル VAP(メジャー期)、自主レーベル(初期)
プレス数 限定プレスが多く、番号入りの場合も
マトリクスナンバー 内周刻印で版を確認
国内盤は帯付きが望ましい

OGRE YOU ASSHOLEのレコードを買うときの注意点

  • レコードは限定プレスが多いため、見つけたときに入手するのが得策です
  • 初期作品のレコード化が限られている場合があり、流通枚数に注意が必要です
  • 反復的な楽曲が多いため盤面のノイズが目立ちやすいので、状態の良い盤を選びましょう
  • 石原洋プロデュース期の作品が特に人気で、価格が上昇傾向にあります
  • ジャケットのアートワークも重要な要素なので、外装の状態にも気を配りましょう

OGRE YOU ASSHOLEをレコードで聴く魅力

  • 反復サウンドの没入感: アナログの連続再生が催眠的な音楽体験を深める
  • クラウトロック的音響: Neu!やCanに通じるモータリックビートがレコードの回転と共鳴する
  • 空間の奥行き: アナログの温かみが浮遊感のあるサウンドスケープをより豊かにする
  • A面・B面の瞑想体験: アルバムを片面ごとに聴くことで、音楽的旅路を区切りながら味わえる
  • 石原洋のプロデュース: 裸のラリーズなどとの関わりで知られる石原洋の音作りをアナログで体感

まとめ

  • OGRE YOU ASSHOLEはガレージロックからクラウトロック的サウンドへ進化した唯一無二のバンド
  • 入門には『homely』がおすすめ
  • オリジナル盤は限定プレスが多く希少価値が高い
  • 石原洋プロデュース期の作品群がバンドの真骨頂
  • レコードの回転と反復サウンドの親和性が極めて高い

Digital & Analog in Harmony.

テクノロジーとカルチャーの交差点から、共鳴を生み出す。Harmonic Society は、アナログの温もりとデジタルの可能性を掛け合わせ、音楽と文化の新しい体験を届けています。姉妹サイト Harmonic Society Philosophy では古代から現代までの哲学を、Post Web3 ではWeb3・ブロックチェーンの専門分析を発信しています。