RCサクセションのレコードガイド|おすすめ盤と選び方¶
RCサクセションは、忌野清志郎率いる日本ロック史に燦然と輝くバンドです。ブルースやソウルをルーツにしたエネルギッシュなサウンドと、忌野清志郎の唯一無二のボーカルは、レコードのアナログな質感で聴くことでその生々しさが圧倒的に伝わってきます。
RCサクセションとは?アーティストの概要¶
RCサクセションは1968年に忌野清志郎と仲井戸麗市(チャボ)を中心に結成されたロックバンドです。初期はフォーク色の強いサウンドでしたが、1970年代後半からロック、ブルース、ソウルを取り入れた骨太なサウンドへと変貌を遂げました。
「雨あがりの夜空に」「トランジスタ・ラジオ」「スローバラード」など数々の名曲を残し、日本のロックシーンに計り知れない影響を与えました。忌野清志郎は2009年に他界しましたが、その音楽と精神は今も多くのミュージシャンやファンに受け継がれています。
RCサクセションのレコード おすすめアルバム5選¶
1. RHAPSODY(1980年)¶
ライブ盤の金字塔。「雨あがりの夜空に」「よォーこそ」「スローバラード」などの代表曲がライブならではの熱量で収録されており、RCサクセションの真髄を体験できる一枚です。
- おすすめポイント: RCサクセションのライブの凄みが詰まった必聴盤、入門に最適
- 中古相場目安: 国内盤 2,000〜6,000円
2. PLEASE(1980年)¶
バンドの転換点となったスタジオアルバム。フォークからロックへの劇的な変化が刻まれており、「トランジスタ・ラジオ」「雨あがりの夜空に」などの名曲を収録しています。
- おすすめポイント: フォークからロックへの進化を体感できる歴史的名盤
- 中古相場目安: 国内盤 2,000〜5,500円
3. BLUE(1981年)¶
「スローバラード」のスタジオバージョンを収録したアルバム。ブルージーでソウルフルな楽曲が並び、忌野清志郎のボーカリストとしての実力が遺憾なく発揮されています。
- おすすめポイント: ブルースとソウルに根ざした深みのある名盤
- 中古相場目安: 国内盤 1,800〜5,000円
4. BEAT POPS(1982年)¶
ポップでカラフルなサウンドが特徴のアルバム。「い・け・な・いルージュマジック」のヒットを受けて制作され、RCサクセションのポップな一面が楽しめます。
- おすすめポイント: ポップでカラフルなRCサクセションの新境地
- 中古相場目安: 国内盤 1,500〜4,000円
5. COVERS(1988年)¶
洋楽の名曲を日本語でカバーした問題作。原発問題を歌詞に盛り込んだ「サマータイム・ブルース」が物議を醸し、発売中止となった経緯を持つ伝説的アルバムです。
- おすすめポイント: 社会派ロックバンドとしてのRCサクセションの真骨頂
- 中古相場目安: 国内盤 3,000〜10,000円
RCサクセションのオリジナル盤の見分け方¶
RCサクセションのオリジナル盤は、特に初期のフォーク期と、ロック期への転換点となった作品にコレクター人気が集まっています。
| チェック項目 | 初期盤の特徴 |
|---|---|
| レーベル | 東芝EMI(キティレコード)、後にワーナーパイオニア |
| マトリクスナンバー | 内周刻印で初回プレスを確認 |
| 帯 | 帯付きは特にコレクション価値が高い |
| ジャケット | 初版は紙質や印刷が異なる、特に『COVERS』は要確認 |
| 『COVERS』 | キティレコード盤とポリスター盤でジャケットが異なる |
RCサクセションのレコードを買うときの注意点¶
- 『COVERS』は発売中止の経緯があり版によって内容が異なるため、購入前にどの版かを確認しましょう
- ライブ盤はダイナミックレンジが広いため、盤面のコンディションが音質に大きく影響します
- 初期のフォーク期の作品は流通量が少なく希少、見つけたら早めの判断をおすすめします
- 帯付きかどうかで価格が変わるため、予算に応じて選びましょう
- 忌野清志郎のソロ作品やタイマーズなども関連作として集めると、その音楽世界をより深く理解できます
RCサクセションをレコードで聴く魅力¶
- 忌野清志郎の声の生々しさ: アナログの温かみが唯一無二のボーカルをより生々しく伝える
- ブルースのグルーヴ: ブルースやソウルに根ざした重厚なサウンドがレコードの太い低音で際立つ
- ライブ感の再現: 『RHAPSODY』など、ライブ盤の臨場感がアナログ再生で圧倒的に蘇る
- 反骨精神の体感: ジャケットや歌詞カードも含めて、バンドの精神を手に取って感じられる
- 日本ロック史の体験: 日本のロックが大きく動いた時代をアナログ盤で追体験できる
まとめ¶
- RCサクセションは忌野清志郎率いる日本ロック史上最重要バンドの一つ
- 入門には『RHAPSODY』が最適、ライブの凄みを体感できる
- オリジナル盤は特に初期作品と『COVERS』に希少価値がある
- ライブ盤が多いバンドだからこそ、レコードの音質が真価を発揮する
- 忌野清志郎のソロ・関連プロジェクトもあわせて集めると音楽世界が広がる
Digital & Analog in Harmony.
テクノロジーとカルチャーの交差点から、共鳴を生み出す。Harmonic Society は、アナログの温もりとデジタルの可能性を掛け合わせ、音楽と文化の新しい体験を届けています。姉妹サイト Harmonic Society Philosophy では古代から現代までの哲学を、Post Web3 ではWeb3・ブロックチェーンの専門分析を発信しています。