THE YELLOW MONKEYのレコードガイド|おすすめ盤と選び方¶
THE YELLOW MONKEY(ザ・イエロー・モンキー)は、グラムロックの華やかさとブルースの渋さを併せ持つ日本屈指のロックバンドです。吉井和哉の妖艶なボーカルとカリスマ的なステージパフォーマンスは唯一無二の存在感を放ち、90年代の日本のロックシーンを彩りました。レコードで聴くイエモンは、バンドが持つ色気と力強さがアナログの温かみとともに一層引き立ちます。
THE YELLOW MONKEYとは?アーティストの概要¶
THE YELLOW MONKEYは1988年に東京で吉井和哉(ボーカル・ギター)を中心に結成されました。メンバーは吉井和哉、菊地英昭(ギター)、廣瀬洋一(ベース)、菊地英二(ドラム)の4人。T.REXやデヴィッド・ボウイに影響を受けたグラムロックを基盤に、ブルースやハードロック、歌謡曲の要素を融合させた独自の音楽性で人気を博しました。1992年のメジャーデビュー後、「JAM」「SPARK」「バラ色の日々」などのヒット曲を生み出し、日本武道館や東京ドームを満員にするトップバンドへと成長。2001年に活動休止、2004年に解散しましたが、2016年に再集結を果たし現在も活動中です。
THE YELLOW MONKEYのレコード おすすめアルバム5選¶
1. SICKS(1997年)¶
バンドの最高傑作と名高い6thアルバム。「SPARK」「LOVE LOVE SHOW」「球根」など、シングルヒットを多数含みながらもアルバムとしての統一感が素晴らしい作品です。ダークでヘヴィなサウンドの中に、ポップさと文学性が同居する名盤です。
- おすすめポイント: ダークかつポップ、イエモンの全てが詰まった最高傑作
- 中古相場目安: 国内盤 4,000〜12,000円
2. jaguar hard pain 1944-1994(1995年)¶
4thアルバム。「悲しきASIAN BOY」「Love Communication」など、グラムロックの影響を色濃く反映した楽曲が並びます。戦争をテーマにしたコンセプチュアルな要素もあり、アルバム全体を通して聴くことで真価を発揮する作品です。
- おすすめポイント: グラムロックの美学が凝縮された、コンセプチュアルな力作
- 中古相場目安: 国内盤 3,000〜8,000円
3. FOUR SEASONS(1995年)¶
5thアルバム。「JAM」「太陽が燃えている」「LOVE LOVE SHOW」など、バンド史上最もポップでキャッチーな楽曲が揃った作品です。大ヒット曲「JAM」の存在が圧倒的ですが、アルバム全体のクオリティも非常に高い1枚です。
- おすすめポイント: 名曲「JAM」を筆頭に、ポップの極みに達したキャッチーな名盤
- 中古相場目安: 国内盤 3,500〜9,000円
4. THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE(1992年)¶
メジャーデビューアルバム。「Romantist Taste」「アバンギャルドで行こうよ」など、初期のグラムロック色が全開の楽曲が並びます。後の洗練されたサウンドとは異なる、荒削りで生々しいバンドの初期衝動が詰まっています。
- おすすめポイント: グラムロック全開の初期サウンドが堪能できる、原点のデビュー作
- 中古相場目安: 国内盤 3,000〜7,000円
5. 8(2000年)¶
8thアルバムにしてバンドとしての集大成。「バラ色の日々」「聖なる海とサンシャイン」など、これまでの音楽的蓄積をすべて注ぎ込んだ楽曲が収録されています。活動休止前の最後のアルバムとして、特別な意味を持つ作品です。
- おすすめポイント: 活動休止前のラストアルバム、バンドの集大成にふさわしい渾身の1枚
- 中古相場目安: 国内盤 3,000〜8,000円
THE YELLOW MONKEYのオリジナル盤の見分け方¶
THE YELLOW MONKEYのレコードを集めるなら、オリジナル盤の見分け方を押さえておきましょう。活動期間がCD全盛期と重なるため、アナログ盤は限定的なリリースが中心です。
| チェック項目 | 初期盤の特徴 |
|---|---|
| レーベル | ファンハウス(初期)/ コロムビア(後期) |
| マトリクスナンバー | 内周刻印で初回プレスを確認 |
| 帯 | 初回帯はアルバムごとに独自デザイン、再発帯とは配色が異なる |
| ジャケット仕様 | 初回盤はゲートフォールドや特殊加工ジャケットの場合がある |
THE YELLOW MONKEYのレコードを買うときの注意点¶
- アナログ盤のリリース状況を事前に確認する:CD全盛期のバンドのため、すべてのアルバムにアナログ盤が存在するとは限りません。近年の再発レコードも含めてリリース情報をチェックしましょう。
- 再集結後の再発盤との違いを把握する:2016年の再集結以降、アナログ盤の再発が行われています。オリジナルプレスと再発盤では音質やジャケットの仕様が異なる場合があります。
- 帯とインサートの状態を確認する:コレクション価値を重視するなら、帯・歌詞カード・ライナーノーツなどの付属品が揃った完品を選びましょう。
- シングル盤も視野に入れる:「JAM」「SPARK」「バラ色の日々」などのシングル盤は、カップリング曲やアルバム未収録バージョンが収録されており、コレクションの幅を広げます。
- 盤面のコンディションを入念にチェックする:中古市場での流通量が限られているため、状態の良い個体を見つけたら逃さないようにしましょう。
THE YELLOW MONKEYをレコードで聴く魅力¶
- 魅力1: 吉井和哉の色気のあるボーカルが、アナログの温かみのある音質でさらに艶やかに響きます
- 魅力2: グラムロックのきらびやかなギターサウンドが、レコードの質感で一層華やかに広がります
- 魅力3: 大判ジャケットで堪能するアートワークは、バンドのビジュアル面の魅力を再確認させてくれます
- 魅力4: アルバム全体の流れを意識した聴き方が、コンセプチュアルな作品の真価を引き出します
- 魅力5: 90年代の日本のロックシーンの熱気を、当時のメディアで追体験できる貴重な体験です
まとめ¶
- THE YELLOW MONKEYはグラムロックとブルースを融合させた、唯一無二の日本のロックバンドです
- オリジナル盤はCD時代の作品が中心のため流通量が限られており、見つけたときが買い時です
- 入門にはSICKSかFOUR SEASONSから始めるのがおすすめで、バンドの魅力を存分に体感できます
- 再集結後の再発盤も含めて、自分の目的に合った盤を選びましょう
- レコードで聴くイエモンは、バンドの持つ色気とダイナミクスをアナログならではの質感で楽しめます
Digital & Analog in Harmony.
テクノロジーとカルチャーの交差点から、共鳴を生み出す。Harmonic Society は、アナログの温もりとデジタルの可能性を掛け合わせ、音楽と文化の新しい体験を届けています。姉妹サイト Harmonic Society Philosophy では古代から現代までの哲学を、Post Web3 ではWeb3・ブロックチェーンの専門分析を発信しています。