角松敏生のレコードガイド|おすすめ盤と選び方¶
角松敏生は、シティポップとAORを高い次元で融合させたシンガーソングライター・プロデューサーです。自身の歌手活動に加え、プロデューサーとしても多大な功績を残しており、レコードで聴くことで彼の緻密なサウンドプロダクションの真価が伝わります。
角松敏生とは?アーティストの概要¶
角松敏生は1960年東京生まれ。1981年に「YOKOHAMA Twilight Time」でデビューしました。AOR、ファンク、ソウルなどのブラックミュージックに深い影響を受けたサウンドメイキングが特徴で、シティポップの中でも特に洗練された作品を数多く残しています。
杏里の「悲しみがとまらない」や中山美穂への楽曲提供など、プロデューサー・ソングライターとしても高い評価を受けています。海外のシティポップファンからも熱い支持を集める重要アーティストです。
角松敏生のレコード おすすめアルバム5選¶
1. SEA IS A LADY(1987年)¶
全編インストゥルメンタルという意欲作。海をテーマにした楽曲が美しく連なり、角松敏生のアレンジャー・プロデューサーとしての才能が存分に発揮された名盤です。
- おすすめポイント: 角松敏生のサウンドメイキングの最高到達点
- 中古相場目安: 国内盤 2,500〜8,000円
2. WEEKEND FLY TO THE SUN(1982年)¶
2ndアルバムにして初期の代表作。夏の海辺を思わせる爽快なサウンドが全編を貫き、シティポップの理想形ともいえる完成度です。
- おすすめポイント: シティポップ入門に最適な爽快感あふれる一枚
- 中古相場目安: 国内盤 2,000〜6,000円
3. AFTER 5 CLASH(1984年)¶
ファンキーでグルーヴィーなサウンドが際立つアルバム。「Girl in the Box」などダンサブルな楽曲が揃い、角松敏生のブラックミュージックへの愛情が色濃く反映されています。
- おすすめポイント: ファンク・ソウルの影響が色濃いグルーヴィーな名盤
- 中古相場目安: 国内盤 2,000〜5,500円
4. GOLD DIGGER(1985年)¶
都会的でスタイリッシュなサウンドが詰まった一枚。洗練されたアレンジと角松敏生の甘いボーカルが見事に調和し、AOR色の強い作品に仕上がっています。
- おすすめポイント: AOR色が強く、都会的な夜の雰囲気を堪能できる
- 中古相場目安: 国内盤 1,800〜5,000円
5. ON THE CITY SHORE(1983年)¶
海辺のリゾート感と都会的な洗練が共存するアルバム。角松敏生のボーカリストとしての魅力が前面に出た楽曲が多く、聴きやすい仕上がりです。
- おすすめポイント: リゾート感と都会感の絶妙なバランス
- 中古相場目安: 国内盤 1,800〜5,000円
角松敏生のオリジナル盤の見分け方¶
角松敏生のオリジナル盤は、海外のシティポップブームにより近年注目が高まっています。
| チェック項目 | 初期盤の特徴 |
|---|---|
| レーベル | RVC/RCA(初期)、後にBMGビクター |
| マトリクスナンバー | 内周刻印で初回プレスを確認 |
| 帯 | 帯付きは海外コレクターにも人気で価格上昇傾向 |
| ジャケット | 初版は紙質や色味が異なる |
| インサート | 歌詞カード・ライナーノーツの有無を確認 |
角松敏生のレコードを買うときの注意点¶
- 海外のシティポップ人気で価格が上昇傾向にあるため、見つけたら早めの購入をおすすめします
- 緻密なサウンドプロダクションのためノイズが気になりやすいので、盤面の状態は丁寧にチェックしてください
- 帯付き・歌詞カード付きが望ましいですが、帯なしでも十分に楽しめます
- 12インチシングルにリミックスバージョンが収録されている場合があり、こちらもファンには人気です
- プロデュース作品(杏里など)も関連作として集めると、角松敏生の音楽世界をより深く理解できます
角松敏生をレコードで聴く魅力¶
- 緻密なアレンジの立体感: 多層的なサウンドがアナログの自然な音場で美しく広がる
- ブラックミュージックのグルーヴ: ファンク・ソウルの影響を受けた重厚な低音がレコードで際立つ
- 甘いボーカルの質感: アナログならではの温かみが角松敏生の歌声をより魅力的に引き出す
- ジャケットの世界観: リゾート感あふれるジャケットデザインを大判で堪能できる
- 80年代の空気感: バブル期の華やかな時代の空気をアナログ盤で追体験できる
まとめ¶
- 角松敏生はシティポップとAORを高次元で融合させた重要アーティスト
- 入門には『WEEKEND FLY TO THE SUN』または『SEA IS A LADY』がおすすめ
- オリジナル盤は海外人気の高まりで注目度が上昇中
- 緻密なサウンドを楽しむために盤のコンディションは特に重要
- プロデュース作品もあわせて集めると音楽世界の全体像が見えてくる
Digital & Analog in Harmony.
テクノロジーとカルチャーの交差点から、共鳴を生み出す。Harmonic Society は、アナログの温もりとデジタルの可能性を掛け合わせ、音楽と文化の新しい体験を届けています。姉妹サイト Harmonic Society Philosophy では古代から現代までの哲学を、Post Web3 ではWeb3・ブロックチェーンの専門分析を発信しています。