レコード即売会の服装は?快適に楽しむための持ち物・準備ガイド¶
レコード即売会の服装は「動きやすく、両手が空く」が鉄則です。 レコードフェアやディスクユニオンの即売会、各地のレコードマーケットに初めて参加するとき、何を着ていけばいいのか迷う方は少なくありません。会場は混雑し、重いレコードを何枚も持ち歩くことになるため、服装と持ち物の準備が快適さを大きく左右します。この記事では、レコード即売会を最大限に楽しむための服装選びと持ち物のコツを詳しく解説します。
レコード即売会ってどんなイベント?¶
レコード即売会(レコードフェア)は、複数のレコード店やディーラーが一堂に会して中古レコードや新品レコードを販売するイベントです。大規模なものでは数十のブースが並び、数千枚〜数万枚のレコードが出品されます。
代表的なイベントとしては以下のようなものがあります。
- 全日本レコード即売会: 東京・大阪などで定期開催される大規模フェア
- ディスクユニオン主催のレコードフェア: レコード専門店が企画する即売イベント
- 地域のレコードマーケット: カフェやライブハウス、公園などで開かれる小〜中規模の即売会
会場ではレコードの箱(通称「エサ箱」)を1枚ずつめくりながら掘り進めるため、長時間の立ち作業になります。初めてレコードを買う方にとっては、事前の準備が楽しさを大きく左右するポイントです。
レコード即売会にふさわしい服装とは?¶
動きやすさが最優先¶
レコード即売会では、2〜3時間以上会場を歩き回り、中腰でレコードを探す場面が多くなります。服装選びの基本は次のとおりです。
- トップス: 腕まくりしやすい長袖シャツやTシャツがベスト。会場は人が密集するため、冬場でも室内は暑くなりがちです。脱ぎ着しやすいレイヤード(重ね着)を意識しましょう
- ボトムス: ストレッチの効いたパンツやチノパンが快適。しゃがんだり中腰になったりする動作が多いため、タイトすぎるジーンズやスカートは避けるのが無難です
- 靴: 長時間立ちっぱなしになるため、スニーカーなどクッション性のある靴を選びましょう。ヒールやサンダルは足への負担が大きく、混雑した会場では危険でもあります
両手を空けるのが鉄則¶
レコードを探すときは両手を使います。片手でレコードをめくり、もう片手で気になる盤を抜き出す動作を繰り返すため、手がふさがるバッグはNGです。
- リュックサック(バックパック): 最もおすすめ。両手が完全にフリーになり、購入したレコードも入れやすい
- ボディバッグ・ウエストポーチ: 財布やスマートフォンなど最低限の貴重品を入れるのに便利
- トートバッグ・手提げ袋: 片手がふさがるため、メインバッグとしては不向き。ただし購入後のレコード運搬用としてサブバッグに持っておくと便利
アクセサリーと注意点¶
会場は狭い通路にレコードの箱がぎっしり並ぶことが多く、周囲への配慮も大切です。
- 大きなバッグやリュックは、混雑時に周囲のレコードに当たって傷をつけてしまうリスクがあります。できるだけコンパクトにまとめましょう
- 長いネックレスやマフラーは、レコードをめくるときに引っかかることがあるので注意してください
- 帽子: 屋外会場では日差し対策に必須。室内会場でも、長時間並ぶ際の入場待ちで役立ちます
季節別の服装ポイント¶
春・秋(3〜5月 / 9〜11月)¶
最も快適にレコード即売会を楽しめる季節です。ただし、屋外と室内の温度差があるため、薄手のジャケットやカーディガンを持っておくと調整がしやすくなります。
夏(6〜8月)¶
屋外のレコードマーケットでは暑さ対策が欠かせません。
- 通気性の良いTシャツ・短パンが基本
- 帽子・日焼け止めを忘れずに
- タオルや汗拭きシートがあると、汗でレコードのジャケットを汚す心配が減ります
- 水分補給用のボトルを必ず持参しましょう
冬(12〜2月)¶
冬の即売会で最も重要なのは、脱ぎ着の調整です。屋外は極寒でも、会場内は人の熱気で暑くなることが多いため、ダウンジャケットの下は薄手にしておくのがコツです。
- アウターは脱いだときにコンパクトにまとまるものが理想
- リュックにアウターを収納できる余裕を持たせておきましょう
- 手袋をしたままではレコードをめくれないため、外しやすい手袋を選びましょう
レコード即売会に持っていくべき持ち物リスト¶
服装だけでなく、持ち物の準備も快適さに直結します。以下のリストを参考にしてください。
必須アイテム¶
| 持ち物 | 理由 |
|---|---|
| 現金(小銭を含む) | カード決済に対応していないブースが多い。1,000円札と小銭を多めに |
| リュックサック | 両手を空けてレコードを探すため |
| エコバッグ(サブバッグ) | 購入枚数が増えたときの運搬用 |
| スマートフォン | 価格相場の確認、Discogsでの盤情報チェックに |
あると便利なアイテム¶
| 持ち物 | 理由 |
|---|---|
| モバイルバッテリー | 長時間のDiscogs検索でバッテリーが消耗しがち |
| メモ帳・欲しいものリスト | 事前に探している盤をリスト化しておくと効率的 |
| ルーペ(拡大鏡) | レコードの盤面状態(グレーディング)を細かく確認するために |
| ウェットティッシュ | 中古レコードを触った後の手指の汚れ対策 |
| 飲み物・軽食 | 長丁場になるため、エネルギー補給の手段を確保 |
レコードを購入した後の持ち帰り方¶
即売会で複数枚のレコードを購入すると、その重さに驚くことがあります。LP盤1枚の重さは約120〜180g、10枚で1.2〜1.8kgにもなります。20枚以上購入する方も珍しくないため、持ち帰りの工夫も重要です。
- レコードは必ず立てて持ち運ぶ: 平積みにすると盤に圧力がかかり、反りやダメージの原因になります
- 丈夫なバッグに入れる: 薄いビニール袋は重さで破れやすいため、キャンバス地のトートバッグやリュックが安心です
- 車やコインロッカーを活用: 大量購入が見込まれる場合は、会場近くのコインロッカーに途中で預けるか、車で来場するのもおすすめです
レコードの正しい持ち方を知っておくと、購入直後の取り扱いで盤を傷つけるリスクを減らせます。
会場でのマナーと立ち回りのコツ¶
開場前の並び方¶
人気のレコード即売会では、開場の30分〜1時間前から行列ができることがあります。特に目当ての盤がある場合は早めに到着しましょう。並んでいる間に暑さ・寒さ対策ができる服装だと安心です。
会場内での動き方¶
- まず会場全体を一周する: いきなり掘り始めるのではなく、ブースの配置やジャンルの傾向を把握してから本格的にディグ(掘る)に入りましょう
- 混雑時はリュックを前に抱える: 狭い通路で後ろのリュックが他のお客さんや商品にぶつかるのを防げます
- 取り出したレコードは元の位置に戻す: ジャンルやアーティスト順に並べられている商品の秩序を守りましょう
値段交渉について¶
即売会では、複数枚まとめて購入すると値引きに応じてくれるブースもあります。ただし強引な交渉はマナー違反です。自然な流れで「まとめて○枚ですが少しお安くなりますか?」と聞く程度にしましょう。
初心者が陥りがちな失敗と対策¶
買いすぎて持ち帰れない¶
テンションが上がって大量に購入した結果、重すぎて持ち帰れないというのは即売会あるあるです。予算の上限を決めておくとともに、持ち帰りの手段を事前に計画しておきましょう。
盤の状態を確認しない¶
即売会では短時間で大量のレコードを見るため、つい盤面のチェックを怠りがちです。購入前に必ず盤を取り出して傷や汚れを確認しましょう。レコードの傷が音に与える影響を理解しておくと、状態の判断に役立ちます。
現金が足りなくなる¶
前述のとおり、現金のみ対応のブースが多いのが即売会の特徴です。ATMが近くにない会場もあるため、予算より少し多めの現金を持参しておくと安心です。
まとめ¶
- 服装は「動きやすく、脱ぎ着しやすい」が基本。長時間の立ち作業と季節に合わせたレイヤードを意識しましょう
- バッグはリュックサックがベスト。両手を空けてレコードを掘れる状態を作ることが即売会の快適さに直結します
- 現金・エコバッグ・スマートフォンは必須アイテム。特に現金は小銭を含め多めに用意しましょう
- レコードは立てて持ち運ぶ。購入後の取り扱いにも気を配り、大切な盤を守りましょう
- 事前に欲しいレコードのリストを作成し、会場では全体を見渡してから掘り始めるのが効率よく楽しむコツです
レコード即売会は、お気に入りの1枚との思いがけない出会いがある特別な場所です。初めてのレコード選びに悩んでいる方も、準備を整えて気軽に足を運んでみてください。きっとレコードの魅力にさらに引き込まれるはずです。
用語集では、本記事で登場した専門用語の詳しい解説もご覧いただけます。
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